毎年、働く人たちが労働災害で亡くなってしまう事態が続いています。
その中でもっとも多いのが墜落・転落による災害で、その割合は驚くべき25%にも上ります。
特に建設現場では、死亡事故の半分以上がこの墜落に関わるものなのです。
この墜落事故の原因を見てみると、なんと80%が安全帯の使い方の問題だとわかりました。
例えば、安全帯をただ巻くだけでなく、ちゃんと使い方を知らなかったり、器具が壊れていたりすることが多いようです。
そこで、法令が変わり、安全帯の名前も「墜落制止用器具」に変更され、特にフルハーネス型の使用が必須になりました。
高い場所での作業に従事する方は、特別教育を受けることが法律で決まっています。
これは、例えば足場のない屋根や急勾配の場所など、危険な場所での作業に必要な資格です。
しかし、ただ資格を取るだけでは意味がありません。
正しい器具の選び方や使い方を知らないと、本来の性能を引き出せません。
産業免許スクールでは、
「フルハーネス型墜落制止用器具特別教育」を実施しています。
資格が必要かどうかにかかわらず、できるだけ多くの方に受講していただき、安全な働き方を身につけてほしいと考えています。
労働災害を未然に防ぐためには、正しい知識とスキルが必要です。
安全な労働環境を築くために、特別教育を受けることが重要です。
基本的にはどなたでも参加可能です。
当スクールでは、鳥取県はもちろん島根を含め山陰全域、
さらには広島や岡山と様々な方面からのお客様がお越しいただいております。